TS英語会
TS Institute of English Language
ICTの進展に伴い、eメールやチャット、SNSでのやり取りを通じて、世界はますます小さくなっています。距離や時差にかかわらず、ICTのインフラさえ整っていれば、世界のどこにいようとも何人とも瞬時にコミュニケーションをとれる時代となりました。
とはいうものの、国際的なコミュニケーションの大半が英語によってなされているというのも厳然たる事実です。
英語の出来不出来がICTの活用を左右するといっても過言ではありません。
自分の言いたいことをニュアンスを含め、書く(Writing)英語を通じて正確に相手に伝える技能を習得するお手伝いするのが、英語の添削指導です。
正しい英語を書くということは、正しい英語を話すことに通じます。正しい英語をスラスラ書ければ、それを言葉にするだけで正しい英語を話せることになります。
英語(語学)の習得に王道はありません。
誤解を恐れずに言えば、「ただ教材を聞き流すだけで英語の聞く(Listening)や話す(Speaking)の能力が向上する。」あるいは「英会話学校のフリートークによって英語がスラスラ話せるようになる。」ということは幻想にすぎません。
文法もわからず語彙力もなれば、耳から入ってきた英語の意味の分かる単語だけをピックアップして、自分で勝手につなげて意味を創作(捏造)して理解したつもりになっているのです。意味の分からない単語は何度聞いても意味が分かるはずありません。同じく、文法が分からなければ、何度聞いても正確な意味を掴むことはできません。
まずは、英文和訳から始めましょう。
英文を正確に訳すことで、英文法・構文ひいては単語の意味(ニュアンス)・用法を文脈の中で習得していきます。最終的な英語力は語彙力(Vocabulary)で決まるといっても過言ではありません。英文和訳を通じて、単語の意味を知るため辞書をしつこいほど引いて、語彙力を上げることが肝要です。
また、単語の用法では、例えば簡単なところではSee、Look、View、Watchは英和辞典を引けば全て「見る」です。これらの使い分けは実際の文脈の中で用例に触れることによるのみ習得可能です。難しいところではBlame、Accuse、Charge、Condemn、Denounce はどうでしょうか。すべて「非難する」と訳せますが、実際の英作文では状況に応じて最適な単語を選択する必要があります。
英文を和訳するときに、文法を無視して単語を想像でつなぎ合わせて、大意を把握した気になっていることが多々あります。
よく聞く言葉に「大体は分かるのだけけれど…」というのがあります。
英語の理解のレベルにかかわらず「大体は分かる」という感覚は同じです。
しかし実際は、TOEIC900点の人と600点の人の「大体は分かる」は大きく違います。
この「大体は分かる」を英文和訳の添削を通じて「確実に分かる」のレベルまでもっていくことで、自然と英文法・構文、単語の意味・用法を身に付けていきます。
言葉は符丁ではありません。文法・構文という約束・規則に則り、単語という表現を通じて、それを使用する人々がお互いに理解を共有できるように体系的に構成されています。(「大体は分かる」という風に自分勝手に想像して解釈してはコミュニケーションが成立しません)
英文和訳を通じて、英文法・構文、単語の用法をある程度習得したら和文英訳に挑戦します。
ここでは、添削指導を通じて、文法的に正しい英文を書くのは勿論ですが、より英語としてこなれた表現も学んでいきます。
英語の読み(Reading)書き(Writing)に特化しているようで、聞く(Listening)や話す(Speaking)に不安を感じるかもしれませんが、心配はいりません。
読み(Reading)書き(Writing)が上達してくれば、英語の基礎ができているので、慣れと自信により聞く(Listening)や話す(Speaking)は自然と身に付いているのを実感できるはずです。
意味を正確に把握して読めていれば、発音・アクセント・イントネーションに慣れることは必要ですが、それが耳から入ってきても同様に意味を把握できるはずです。また、正しく書く(Writing)ことができれば、それを口にするだけで自分の意思を正確に伝えることができます。
勿論、話す(Speaking)には正しい発音やアクセントは必要でしょうが、これは比較的容易に習得可能です。自信がついてくれば、臆することなく自分の言いたいことを正しく英語で表現できるようになります。
そして、ある日、頭の中で作文しなくても反射的に英語が口をついて出てくるようになるのです。
分からない単語は永久に分からないままです。(文脈で把握できる単語は、ほんの一握りで、しかもその想像した意味が合っている保証はありません)
会話中心の英語学校に通って、少しばかり慣れと自信がついて英語力がアップしたような気になっても、それは思い込みにすぎません。既に知っている単語を覚えている文法で組み立てたもので、本来の英語力に変化も進歩もありません。
正確に英文の意味を把握できるようになると、英語が早く読めるようになってきます。
英語の習い始めは、単語を一つ一つ頭の中で読んで、時には前に戻ったりしながら意味を掴もうとしていると思います。慣れてくると、幾つかの単語を塊として文節ごとに意味が把握できるようになります。
さらに慣れてくると、英文の頭からスーッと読み下して(実際に頭の中でブツブツと読んでいくわけではありません)、難解な箇所だけゆっくり読むという形になります。ここまでくると、同じスピードで耳から入ってくる英語も意味が把握できるようになります。(勿論、ある程度の英語の音に対する慣れは必要ですが…)
蛇足ながら、習得できる外国語のレベルは、母国語(日本語)のレベルを超えることはありません。逆説的ですが、英語力を向上させたければ、日頃より、たくさんの書物に触れ、日本語の表現力を向上させることが意外にも英語上達の早道です。
文法的に正しくても、通じにくい、あるいは文化的背景より不適切な表現もあります。
また、日本語では普通に使う表現でも英訳すると誤解を招いたり、意図が正確に伝わらなかったりすることもあります。文法的に正しく体系的に理解し表現できるように丁寧に添削するとともに、肝の部分は参考の用例等も示して解説します。
良く分かります。海外と円滑にビジネスをするためには、高い英作文力(Writing)が必要です。その場ですぐに消えてしまう英会話力(Speaking)と違って、後々まで残るものですから、正確で理解しやすい表現が求められます。
また、外資系企業等に勤務していて、上司・同僚が英語しか理解できない場合は、自分の意図を伝え相手を説得できるレベルの提案書やプレゼンを準備する必要があります。
英語圏で教育を受けると、書く英語(Writing)によってその人の教育水準が分かることがあります。いくら饒舌に聞こえても、文字に起こしてみれば文法が間違っていたり、稚拙な表現だったりすることはよくあります。大抵そういう人は、英語圏で教育を受けていても大学を出ていなかったり、非英語圏で正しい英作文(Writing)の教育を受けていなかったりします。
以前勤めていた会社の上司は英語を母国語とする人でしたが、メールやレターの文章は文法が間違っていることがよくあり、時に意味不明なこともありました。
(同僚のアメリカ人やオーストラリア人に、時々、何を言っているのか分からないと指摘されていました。実は、彼は高卒のたたき上げでした)
文法的に誤りはないことは勿論のこと、単語のニュアンスや用法を確実に掴んだ自然で知的な英語の表現を身に付けることを最終目標とします。
月額料金 | |
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週1回コース | 11,000円 (税込み) |
週2回コース | 22,000円 (税込み) |
週3回コース | 33,000円 (税込み) |
週4回コース | 44,000円 (税込み) |
週5回コース | 55,000円 (税込み) |
入会金・会費の類はありません。
月中の開始、修了は回数に応じて料金を按分します。
料金は安心の完全後払いで、100%満足保証です。